理論科目の解説記事です。本質的な理解ができるような解説を心がけています。
理論科目を勉強する前に
電験を取るならまずは理論から勉強すべきです。なぜなら理論で学ぶことは他の科目で学ぶことの前提知識になるから。でも理論は苦手にしている人が多い科目でもあります。特に電気を学び始めたばかりの人は苦労するはず。
その理由は、理論を理解するのに前提となるイメージや本質を理解せずに勉強を始めるからです。そこで、まずは理論を理解するための前提となるイメージや電気の基礎を解説します。電気初学者の方はここから。
- 電圧・電流・抵抗のイメージとオームの法則
- 電流の向き
- 直流と交流の違い
- 実効値と平均値の違い
- 交流電力が電圧×電流で求められない理由
- 電気の単位の意味
- 有効数字とは
単相交流回路
社会で一般的に使われている電気の多くは交流です。そして電験は実用面を重視する資格試験。だから電験を取るのにも、取った後に就くであろう仕事でも交流を理解していることはとても重要です。
しかし電気初学者の方にとっては交流はかなり厄介です。特に数学要素が入ってくるのがつまづく部分かと。ここでは難しい理論はなるべく省いて図を使ってわかりやすく交流回路について解説していきます。
- 交流波形の周波数と周期
- 複素数とは?
- 複素数の計算方法
- スカラーとベクトルとフェーザの違い
- 位相差の求め方
- 位相の遅れと進みの見分け方
- 抵抗とインピーダンス
- 交流回路の計算方法
三相交流回路
家で使う電気は単相交流です。しかし工場や大規模なビルでは三相交流が使われています。また発電所から送電されてくる電気も三相交流です。
電気主任技術者や電気に携わる仕事をするなら三相交流の理解は必須です。電験でも三相交流についての知識をしっかりと問われます。
なかなか難しい分野ですが、ここでは図を使って初歩的なことからわかりやすく解説をしますので、理解の助けになればと思います。
ただいま↓のタイトルで解説を作成中です。
- 三相交流とは?
- スター結線とデルタ結線
- 中性点とは?
- 相電圧と線間電圧
- Y結線の線間電圧は相電圧の√3倍になる理由
- スター結線をデルタ結線の置き換える方法
- 三相交流波形を数式で表す方法
- 単相ではなく三相交流を使う理由
電磁気
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直流回路
直流回路は中学校の理科でも習うので、どんなものか想像しやすいと思います。しかし電験で出てくる直流回路は構成が複雑ですし、その分計算も結構大変です。
しかしその計算を楽にするための法則がありまして、それらを勉強していくと楽に速く問題が解けます。ここではそんな法則や解き方の解説をしていきます。
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