科学の世界では計算結果は有効数字で出します。
電験は電気工学や電磁気学を用いて考えていく資格試験です。
そのため電験の問題の計算結果も有効数字で回答する必要があります。
有効数字とは?
では有効数字とはどのようなものなのでしょうか?
これについては↓のページでやさしく解説をしていますのでご参照ください。
電験3種では有効数字がわからなくても大丈夫
電験では計算結果を有効数字で回答するのがルールです。
しかし電験3種を取得するためには有効数字は理解しなくても大丈夫です。
というのも電験3種はマークシート形式の試験だからです。
たしかに有効数字を正確に扱えないと、正しい数値を計算できません。
しかし、有効数字を正しく扱って計算した値と、適当に扱って計算した値との差はほとんど変わらず、せいぜい0.1とか0.2とかそんなものです。
ですのでマークシート形式であれば、適当に四捨五入をして計算した値に一番近い選択肢を選べば問題ありません。
でもたまに有効数字について問われる
ただし出題頻度は低いですが、電験3種でもたまに、有効数字の正しい扱いについての問題が出ます。
でも結構レアケースです。
電験3種を受けるのに有効数字の理解は必要か?
理解した方が良いのかしなくても良いのか。結局どちらなのかについての私の考えはこうです。
・選択肢とぴったり一致する答えを出したい人は有効数字を理解すべき。
・電験3種に受かったら、2種を目指す人は有効数字を理解すべき。
・とりあえず電験3種に受かれば良い人は有効数字を理解しなくても良い。
私自身は計算結果が選択肢と一致しないとモヤッとする性格でしたので、有効数字を理解して試験に臨みました。
あとは電験2種を受けるなら有効数字は理解すべきです。2種では記述試験がありますので、きちんと有効数字を扱って計算をする必要があります。
とはいえ3種合格だけを目指す人にとって、有効数字の理解は優先度が低めです。
ご自身の性格や目標に応じて有効数字を気にすれば良いのかなと思います。
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