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パワーヒューズ【PF】の構造を写真付きで解説

パワーヒューズは系統やモータ主回路など高圧回路で発生する短絡電流を遮断するためのヒューズです。図面では主にPF(Power Fuse)と表記されます。

たまに電力ヒューズとも呼ばれたりもします。またメーカのカタログでは限流ヒューズと記載されていることが多いです。

このパワーヒューズの構造と役割について解説します。

目次

PFの構造

パワーヒューズは以下の部品、材料で構成されます。

①ヒューズエレメント(可溶体)

通常の負荷電流が流れる部分です。また事故時に短絡電流が流れた際はここが焼け切れて回路を遮断します。材料は銀が使われます。

②消弧材

ヒューズエレメントが焼け切れるとアークが発生します。そのアークを消弧するために詰められた砂状の物質です。材料は珪砂が使われます。

③絶縁筒

ヒューズエレメントや消弧材を内包するための筒です。磁気などが使用されます。

④キャップ

絶縁筒の両端を閉じるためのキャップです。銅などが使われます。

⑤表示棒

ヒューズが動作した際にヒューズ外部に飛び出てくる棒です。

⑥表示棒用可溶体

ヒューズ内部にあり、表示棒と繋がっています。短絡電流が流れた際はこれが焼き切れることで表示棒を外部に出す仕組みです。

⑦ばね

表示棒を外部に出すためのばねです。通常は表示棒用可溶体で抑えられていて、短絡電流が流れ可溶体が溶断した際に力を開放します。

そしてこれらが図1の様に組み込まれます。(型式により多少の違いあり)

図1 PF構造

次の写真はパワーヒューズ内部の実物写真です。消弧材は取り除いてあります。

PF外観と内部写真

このパワーヒューズは短絡事故が発生した系統の配電盤内に設置されていたもので、動作表示棒が飛び出ていたので交換したものです。

動作はしましたがヒューズエレメントは切れておらず、こういうこともある様です。
しかし普通は短絡時はヒューズエレメントが切れて回路を遮断します。

※ヒューズと言うとヒューズホルダとヒューズリンク(ここで説明した筒状のもの)を合わせたものを指しますが、実際はヒューズ=ヒューズリンクの意味で使われることが多い気がします。

そのためここでもヒューズ=ヒューズリンクとして説明しています。

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