電験三種の勉強方法の王道は過去問を買ってひたすら量をこなし、解き方を暗記することです。でもこれ、初学者にはかなりハードルが高いと思います。
過去問に書いてある問題の意味が分からない。参考書を買ったけど難しすぎる。こう思って挫折する人が後を絶ちません。
ここでは初学者の方向けに電験三種の勉強方法を紹介します。
参考書はとにかく簡単なものを選ぶ
初学者の方はとにかく簡単な参考書で勉強をしましょう。いきなり過去問や難しい参考書を選んではダメです。理解も進まず勉強が嫌になってしまいます。まずは簡単な参考書から。これが鉄則です。
高校生が使う参考書で基礎を学ぶ
簡単な参考書といいましたが具体的はどうなものでしょうか?私がおすすめするのは高校生が使う大学入試用の参考書です。
というのも、電験の参考書はどれも初学者には難しすぎます。これらはある高校、大学で電気のことを学んだ人に向けに作られています。
そこでおすすめは「物理のエッセンス-電磁気・熱-」という参考書です。この参考書は高校で学ぶ電磁気学の参考書ですが、電験の理論・電力・機械の3科目の基礎も学ぶことができます。
まずはこれで基礎を身に付けましょう。
基礎を学んだら電験の参考書を使い始める
高校物理の参考書で基礎がある程度身に付いたら、電験の参考書で勉強をし始めましょう。
ここでも極力内容が簡単なものを選ぶのがポイントです。私が4種類の参考書を比較して、分かりやすいと思ったのが「mんなが欲しかった!シリーズ」です。
カラーで解説も丁寧ですので、この参考書はおすすめです。
理解してから問題を解くのに固執しない
しかし簡単な参考書を使っても、理解ができないことが出てくると思います。そんな時はまず問題を解いてみましょう。学校の勉強は理解をしてから問題を解く。この流れが当たり前だったので、試験勉強も同じようにやってしまいがちです。
しかしこの逆の方法で勉強すると、ハっと理解できるときがあります。どうしても理解できないものがあれば、とりあえず問題を解いてみましょう。ここでは最初から答えを見てもOKです。
どうしても分からないことは飛ばす
それでもどうやっても分からないことはでてきます。そういうものは飛ばして次にいきましょう。電験は60点で合格できる試験です。つまり全部が理解できなくても合格が可能ということです。
分かることについての問題を確実に解けることが大事ですので、どんどん飛ばして勉強していきましょう。
SNSやブログで質問をしてみる
でもどうしても理解したいけど理解できない。ということがあればXなどのSNSやブログのコメント欄で質問してみましょう。
意外にやさしく教えてもらえます。
これを書いている私もXのアカウントがありますので、フォロー頂いて質問を送ってください。お力になれることがあると思います!
以上初学者に向けた電験の勉強方法でした!
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