電験三種に見事合格されたみなさん。おめでとうございます。相当の努力をしてこの難関資格を突破されたことと思います。しかしこれで満足するわけではありませんよね?
なぜなら電験三種を取った方の多くは、今より「良い給料」「良い待遇」で働くことが目標だからです。
次に考えるのはせっかく取った資格をどう活かして転職をするかです。
そこで化学メーカーのプラントで設備設計をしつつ、人事関係の仕事にも携わる筆者が「どんな人を企業は欲しがるか?」についてお伝えします。
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企業が欲しがる人の特徴
企業が欲しがる人は会社に良い影響を与えてくれる人です。以下の3つの特徴はどの組織も重要視しています。
基本ポジティブ
まず一つ目はポジティブなことです。これは性格だからどうしようもない。と思う人もいるかもしれません。しかしいわゆる「陽キャ=ポジティブ」というわけではありません。実直にコツコツ何かに取り組むこともポジティブな行動の一つです。
要は「どうせできない」「めんどくさい」といった周りのモチベーションを下げる行動をする人がNGということです。
人のせいにしない
2つ目は人のせいにしないことです。もう少し広くいえば周りの環境のせいにしないことです。会社が従業員に「今問題になっていることを解決してほしい」と思っています。これが仕事のベースです。
周りのせいにすることは、問題解決を放棄したことと同じです。「あの人が悪いからできない」「あれがないからできない」
この考えはNGです。
能動的に行動できる
最後は能動的に行動できるです。能動的に動ける人は先ほどいった問題解決ができる人です。
「あれがない→じゃあ代わりにこうしよう→解決」
これは能動的に動けています。このような考えができる人を企業は欲しがります。
転職を成功させるマインド
では企業はどこでその人の特徴をみるかというと主に面接です。面接では模範解答的なものもありますがベースの考え、マインドを持っていないとボロがでます。
そこで普段から以下のことを意識するとボロがでにくくなります。
じゃあどうしたら今より良くなるか?をいつも考える
転職の場合は前社のことを必ず聞かれます。転職をするということは自分にとって良くない会社だったのでしょう。
しかし「前社はこんなところがダメで~」「私は頑張ったんですが周りが・・」「周りの協力が得られず・・」ということを言わない方がいいです。
前社に不満があることは採用側も分かっています。そんな環境でも面接に来た人はどのように頑張ってきたかを知りたいのです。
どんな環境でも自分にいつも都合が良いわけではありません。でもしんどい時にその人はどうするか?が重要なポイントです。
この点で良い評価を受けるためには普段から周りを悪く思わない。悪いんだったら自分で良くする。
このようなマインドを持つと良いです。
みんな平等という意識を持つ
また常日頃からみんな平等という意識を持つのも大切です。現実は平等ではないことは分かります。しかし就職活動の場ではそれは関係ありません。同じ基準で判断されます。
試験もそうですよね?
「あなたは忙しい中でも独学で頑張っていたから50点で合格」「他の人は資格学校にいって仕事も忙しくないから80点以上取らないと不合格」
とはなりません。全員平等に同じ基準で判断されます。就活でも同じです。あまりよくない環境で育った。過酷な労働環境で頑張ってきた。そのような過去があると苦労に耐えた自分は報われて当たり前と考えがちです。
実際は違います。過去頑張ってきたか?ではなく今あなたが何をできるかを平等に判断されます。
過去にとらわれず今を考える。幸不幸関係なく平等である。という意識を持ち就活に臨みましょう。
全てを企業に合わせる必要はない
ここまで企業がどのような人を欲しがるかについて書きましたが、自分の性格はすぐに変えられるものではありません。それに我慢して全てを合わせる必要もありません。
意外かもしれませんが企業は同じ性格の人ばかりが入社することを避ける傾向にあります。意見が偏らないようにするためです。ですから自分が合うと思う企業を探すのもいい方法です。
まずは転職サイトなどを通じて、どのような企業があるのか?そしてその企業はどのような雰囲気なのかを掴むところから始めると良いと思います。
私は転職は今はする気はないけどリクナビNEXTに登録して、企業の求めている人材像などを知るところから始めていました。
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